前回の記事の中で、先輩のアドバイスで出てきた言葉を、具体的な行動に落とし込むために質問をする大切さに関してお伝えしました。
そのときの例え話が「情報」についてでした。
でも、恐らく多くの職場で先輩や上司から言われてしまう一言は、「もっとちゃんと考えろ!」というような一言ではないでしょうか。
今回は、この「考える」というのがどのようなことなのかを考えてみます!
このような言葉、よく聞きませんか?
僕自身も「もっとちゃんと考えろ!」と言われたことがありますし、営業として他の会社に訪問しているときにも周りから聞こえてきたことがあります。
前回の記事では、あいまいな言葉を具体的なイメージ・行動にするということをまとめてみましたが、この「考える」という言葉こそ、何を意味しているのかよく分からない言葉ではないでしょうか。
また、「もっとちゃんと考えろ!」という言葉を使う上司や先輩というのは、具体的に何を考えるのか、どのように考えるのかということをイメージしていない場合が多いので、部下の側・後輩の側がちゃんと準備をして対応する必要があります。
僕も正直、「考える」ことが苦手で、自分が本当にちゃんと考えているのかどうか、自分でもよく分かっていない時期が長く続いていました。
僕の人生を変えてくれた本
そんなときに出会えて、「考える」ことに自信を与えてくれた本があります。
その本は『ゼロ秒思考』という本です。
詳細に関しては、是非『ゼロ秒思考』を読んでいただきたいと思いますが、この本で述べている重要な考える方法はたった1つです。
A4の紙にタイトルを書いて、そのタイトルに対して1分間、自分の思いついたことを書きなぐる、というものです。
1分経って、まだ書き続けたい場合には、新しいA4の紙を用意して、次のタイトルを設定し、同様に1分間自分の思いついたことを書きなぐります。
本当に単純なことなのですが、この方法が非常に有効です。
書きなぐるとアイデアが出てくる!
たった1分間書き続けるだけなのですが、書き終わってみると、「自分ってこんなことを考えていたんだ!」と思うような項目が出てくることがあります。
少しオーバーな表現だと思われる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、これは僕の正直な感覚ですので、騙されたと思って1日1枚だけでも、このA4の紙に1分間書き続けることをしてもらいたいです。
絶対に同じような感覚をしていただけるはずです。
日々仕事をしていると、必ず壁があって「ウーン」と悩む場面が出てくると思います。
そのように「悩んでしまっているな」と気づいたら、A4の紙を1枚用意して1分間だけ集中してみると、それだけで悩んでいたことが解消されることも多いです。
1枚で足りなくても、2~3枚(2~3分)書くころには、たいていの問題への解決の道筋や具体的な行動が出てきています。
僕にとっては、「これが考えるっていうことなんだ」という気付きを与えてくれた本当に素晴らしい本が『ゼロ秒思考』です。
今週の金融資産
■銀行預金:約202万円
■ideco:「時価評価額:219,894円」、「評価損益:45,617円」
■つみたてNISA:「時価評価額:223,851円」、「評価損益:23,853円」
■ETF:「時価評価額:3,630,000円」、「評価損益:595,281円」
■個別株投資:「時価評価額:961,800円」、「評価損益:-117,176円」
■金融資産の合計額:約705万円 ※過去最高
次回予告
さて、このようにゼロ秒思考を実践するなかで気づいた「法則」があります!
その法則にしたがってゼロ秒思考を実践していただいたら、より効果があると思っています!
お楽しみに!!