前回のブログでは、日本企業は貯蓄が多く投資が少ないということを確認しました。
そして、その貯蓄の使い方のひとつとして今回ご紹介したいのが自社株買いです!
今回も日経新聞の記事を確認していきましょう(笑)
8月として過去最高
本日ご紹介する記事は『上場企業の自社株買い、8月最高』です!
webサイトはこちら!
(写真1)
(写真2)
①:8月の自社株取得枠の設定は前年同月比43%増の9650億円と8月として過去最高となった。1~8月の累計額も7兆円を超え、金融危機後の同期間として最高だった。
②:社数ベースで2021年1~8月より4割多く、新型コロナウイルス禍前の19年1~8月を1割強上回る。金額ベースでも前年同期比で60%増、コロナ前比6%増えた。
③:6月末の手元資金(SBGを含み日本郵政は除く)は1年前に比べて7%増の101兆円と、過去最高水準に近い。
ということです。
これまで企業は貯蓄を続けてきましたので、③のように現金が蓄えられています。
長期間にわたって蓄えられた現金があるからこそ、過去最高の自社株買いがあったのだと思います。
もちろん貯蓄の使い道のひとつとしての自社株買いです。
貯めてきた貯蓄を他の使い方をしていたり、そもそもまだ使っていなかったりと企業ごとに貯蓄の使い方は大きく異なるはずです。
自社株買いの効果
④:自社株買いの効果の一つは、企業の自己資本利益率(ROE)を高めることだ。
⑤:自社株買いには、投資家に現状の株価が割安だと示す「シグナリング効果」もあるとされる。
このように自社株買いの効果が記載されています。
僕自身は、④のROEを高めるという効果や、自社株買いをすることで株価が上昇して株主にとってメリットがある、ということが主な効果だと認識していました。
なので、元インデックス投資家の僕としては自社株買いのニュースを聞くと今でも嬉しくなります!
また、元々キヤノンの個別株を持っていたこともあるので、そういう意味でもキヤノンがポジティブな内容の記事に掲載されているときは懐かしく感じます(笑)
結果的に今は、キヤノンの株を持っていた頃よりも利益が出ているので、良い思い出です!
話を戻しますが、⑤のように「株価が割安な(経営者が納得していない)シグナル」という意味合いがあることは初めて知りました!
経営者と投資家は、このようなコミュニケーションも取っているんですね!
個人としての考え方・対応
ここまでは
■企業が貯蓄を増やしている
■その貯蓄の使い道として自社株買いをしている
ということを考えてきました。
あくまでも「企業」がどのような行動をしているのか、という点です。
もちろん僕たちは企業に所属をしていることも多いですが、最終的に考える必要があるのは、「自分個人」としてどのように行動するか、対処するかということです。
今日のテーマでもある自社株買いは、投資家にとってはメリットがある一方、労働者にとっては全くメリットがありません。
労働者からしたら「自社株買いをするくらいなら少しでも給料上げて欲しい」というのが本音です。
このセミリタログでも、投資・副業などをテーマに取り上げていますが、企業に雇用されながら働くことはメリットが少ないと考えています。
やはり、個人が安心して楽に暮らしていくためには、企業で働くことよりも投資をしたり、自分でビジネスをして稼いでいく方がメリットが多いです。
このような方針でブログでも、メルマガでも発信を続けていきますので、引き続きよろしくお願いします!
補足ですが、最近、日経新聞にこのような自社株買いの記事もありましたので、興味のある方はご覧ください!
今週の金融資産
■現金:約200万円
■ideco:「時価評価額:452,622円」、「評価損益:91,594円」
■FX:「預託証拠金:9,898,044」、「1週間の確定利益:82,218円」
■金融資産の合計額:約1235万円 ※過去最高!
次回予告
次回は稼げるゲームについてまとめます!
以前ジョブトライブスの記事を書きましたが、ジョブトライブス以外にも試しているゲームがあるので、それをお伝えします!
お楽しみに!!