これまでインデックス投資や貯金などお金に関することを「投資」と捉えて、重点的に考えてきました。
このブログ自体、セミリタイアを目指す過程を記事にまとめているブログなので、お金関係の投資が中心になりますが、本来、投資という言葉は幅広い意味合いがある言葉だと思っています。
ちなみに僕が考える「投資」の意味を下にまとめてみました。
投資：未来の自分の状況がより良くなる確率を上げるための行動
ということで、もちろんお金を増やすことも立派な投資です。
しかし、それ以外にも例えば仕事をすること自体も立派な投資になります。
また逆に「仕事も投資だ」と捉えることで仕事の成果も上がりやすくなると思っています。
どのように仕事することが投資になるのか？
あなたは今、どのような仕事をしていますか？
営業、プログラミング、生産管理、システム構築、資材管理、建設、教育など様々な仕事が世の中に溢れています。
恐らくほとんどの方は、どこかの会社に勤めていると思いますが、実際にどのように仕事をすることが投資へとつながるのでしょうか。
まず、1つの職種で完結できる会社はありません。
多くの会社に営業部があると思いますが、営業部があるということは、営業が取ってきた仕事をこなす製造部やシステム構築をする部署、購買部などが存在します。
また、会社の環境整備や会計処理などが必要になるため総務部のような部署もあるでしょう。
このような会社の中で、例えば、営業部と総務部などの2つ以上の部署を経験することも一種の投資と言えます。
単純に2つの部署を経験することで、それぞれの部署の業務理解が出来ます。
営業部だけを経験した人は、恐らく具体的な会計処理や労務などの知識・経験は全く無いでしょうし、総務部だけを経験した人は営業戦略を立てたり、どのようにお客さんにアプローチするのかといった技術は無いでしょう。
でも、もし2つの部署を経験したことがあれば、その両方の知識が得られることになります。
それが出来ると、どうなるか？
例えばですが、今あなたは総務部で働いているとします。
でも会社の経営が傾いてきて、少しでも営業の人員が必要な状況になった場合に、一時的な営業として営業に参加することが出来ます。
そのような人材は、その会社にとって必要な人材です。
営業の人員が足りなくなったときは営業に、総務の人員が足りなくなったときは総務に、と柔軟な働き方が出来る人が不要になるわけがありません。
本来、人が足りなくなった場合には、新しい人を採用して人を増やす必要があります。
当然、採用自体にもコストがかかりますし、入った新しい人に教育・指導をする期間も必要ですので、そのコストもかかってしまいます。
そのコストをかけることなく、仕事をこなせる人材は貴重です。
転職につながる可能性も
また転職にも有利に働くことはずです。
どちらの経験もあれば、営業として仕事を探すことが出来ますし、総務として仕事を探すことも出来ます。
また、例えば以前の職場ではメーカーとして装置販売の営業をしていたとして、次の職場では会計ソフト販売の営業というように、全く別業界で自分の経験が活きてくるケースもあるはずです。
※総務の仕事が分かるので、総務をターゲットとする会計ソフトに商材が変わったとしても営業として活躍が出来るはずです
このようにどの会社にもありそうな2つの部署を経験するだけでも、将来の自分のためになる可能性が高いので、十分、投資といえるでしょう。
このように様々な部署・職種を経験し、その経験を積み重ねることで必ず自分の糧になるので、経験も大切に積み重ねていきたいです。
今週の金融資産
■銀行預金：約201万円
■ideco：「時価評価額：203,547円」、「評価損益：39,099円」
■つみたてNISA：「時価評価額：184,067円」、「評価損益：17,402円」
■ETF：「時価評価額：3,301,750円」、「評価損益：488,192円」
■個別株投資：「時価評価額：942,000円」、「評価損益：-136,976円」
■金融資産の合計額：約664万円 ※過去最高
次回予告
先ほど、「経験を積み重ねること」が大切だとお伝えしましたが、普段、漫然と仕事をしていたら、せっかくの経験が積み上がっていかず、時間が無駄になってしまっている経験をしてきました。
そんな僕でしたが、少しずつ仕事の経験を積み重ねることをしてきたことで、自分自身の自信につながりましたし、成果の向上にもつながりました。
当然、まだまだ社会人としての経験は足りないと思いますが、まだ駆け出しの社会人の方向けに、自分の経験を少しでもお伝えできればと思っています！
お楽しみに！！
