『サイコロジー・オブ・マネー』は本当に金言で溢れていますので、改めてご紹介します!
今回は特に、投資手法や投資の心得についての金言です!
簡単なのに難しい「この行動」
83ページに、このような小見出しがあります。
『投資の最重要アドバイスは「黙ってじっと待て」』
・・・
これが難しい(笑)
インデックス投資をされている方なら、すぐに利益が出て欲しい、と感じることが多いのではないでしょうか?
僕は、本当に早く利益が出て欲しくて、その利益・配当金をあてにして自由な生活をしたいです(笑)
しかし、そんなに早く利益が出ることはありません。
なので多くの人は我慢することができないのです。
もちろん僕自身も我慢することができずFXを試してみたり、またETFに移行したりと、動いてしまっています。
結果的には、損をすることなく様々な経験ができましたので、それはそれで良かったのですが、じっと待つことの難しさを実感しています。
ただ、なんとか「黙ってじっと待て」を続けて、着実にお金持ちになっていきたいです!
スーが一番利益を出せた理由
■スー:43万5551ドル
■ジム:25万7386ドル
■トム:23万4476ドル
116ページには、このような比較がされています。
この3人は、それぞれ別の投資方法をしているのですが、それは下のような違いがあります。
尚、1900年~2019年の間投資を続けたとして計算しています。
■スーの投資方法:毎月1ドルを米国の株式市場に投資
■ジムの投資方法:基本的には毎月1ドルを米国の株式市場に投資するが、景気が後退したら株式を売却して毎月1ドルを貯金する
■トムの投資方法:基本的には毎月1ドルを米国の株式市場に投資するが、景気後退になったら6ヶ月後に株式を売却し、景気後退が終わって6ヵ月後に投資を再開する
このように、パッと見てもそれぞれの投資方法に大きな違いはありませんが、それが約120年続くと上のように総資産の差になるというのは驚愕です。
冒頭の「黙ってじっと待て」というのは、とにかく長い時間耐えるというような意味合いがあります。
しかし、今回の3人の投資方法の比較は、ただ長い時間耐えているだけではなく、投資方法の重要性も実感できます。
ただ投資方法といっても難しいことではなく、
■株式を売却しないこと
■毎月投資すること
というシンプルな方法を継続することの重要性ですね。
それこそ、僕は2022年に全部の株式を売却してしまいましたので、これからは売却はしないように気をつけます!
今週の金融資産
■現金:約101万円
■ideco:「時価評価額:527,294円」、「評価損益:107,292円」
■ETF(2,036(14)):「評価額:9,934,032円」、「評価損益:-1,233,120円」
■金融資産の合計額:約1147万円
次回予告
次回も別の視点から『サイコロジー・オブ・マネー』を確認していきます!
お楽しみに!!