【総資産:828万円】年金の受給者側はどうなる??

インデックス投資
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前回のブログでは、保険料が固定されていることや保険料以外の財源である国庫負担が年金支払いの半分をまかなっていることをまとめました。

つまり前回は現役世代の負担や年金の財源に関してまとめましたが、今回は受給者側の立場で考えてみます。

「マクロ経済スライド」で年金額を調整する

少子高齢化なので、これから高齢者の割合が増えていきます。

現役世代が少なくなっていき、その上、保険料が固定されている中で、年金の支払額はどのように変化するのでしょうか?

当然、これから現役世代と年金受給者のバランスが悪くなることが想定されますので、年金額の調整は必要になります。

この年金額の調整ですが、「マクロ経済スライド」と呼ばれる方法で調整をしています。

通常は、賃金や物価が上昇すると年金額も増えていくのですが、マクロ経済スライドでは、賃金や物価の上昇分ほどは年金額を増やさないことで、年金額の調整をしていく仕組みです。

また、このマクロ経済スライドがいつまで運用されるのかというのが気になりますが、「100年後に十分な積立金を保有できると判断される段階でマクロ経済スライドが終了」とのことでした。

正直あまりにも期間が長すぎて、個人的には全くイメージできませんが・・・

下のURLのページにグラフやイメージ図なども掲載した説明がありますので、詳しく知りたい方は確認をしてみて下さい。

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確実に減り続ける年金額への対処法

このマクロ経済スライドの間、もちろん実質的な給付額が減り続けることになります。

「100年後に十分な積立金を保有できると判断される」までには相当な時間がかかるはずですし、給付額も今の水準よりもかなり低くなることが予想されます。

その中で少しでも多くの年金額を確保するためには、年金受給の時期を少しでも遅らせることが一番です。

現在、年金が受給できるのは原則65歳からとなっております。

65歳よりも早め(60歳~64歳)に受け取ることを「繰り上げ受給」といい、遅く(66歳~70歳)受け取ることを「繰り下げ受給」といいます。

繰り上げ受給の場合、「0.5×繰り上げ月数」の割合で受給額が減ってしまいます。

仮に最も早い60歳から受給する場合、受給額が30%も減ってしまいます!

逆に繰り下げ受給の場合、「0.7×繰り下げ月数」の割合で受給額が増えます。

仮に最も遅い70歳から受給する場合、受給額が42%も増えます!

もちろん年金は受給が始まってから生涯受け取ることが出来ますので、受給額が増えた方が豊かな生活が出来る可能性が高まります。

しかも2022年4月から75歳まで繰り下げが出来るようになる予定で、もし75歳から年金を受給する場合には、なんと84%も増額になります!!

なので、これからそもそもの年金額は減少していきますが、少しでも多く受け取るためには繰り下げすることが必要です。

資産運用の重要性

このように年金額は繰り下げ受給をすることで年金額が増えますので、豊かに生きていくためには出来る限り増えた方が良いですが、例えば資産運用や副業で20万円ほどの収入が確保できるのであれば、60歳から受給を始めたとしても十分に豊かな暮らしが出来るでしょう。

なので、今はセミリタイアをするために出来る限りの金額をインデックス投資していますが、仮にセミリタイアが出来なかったとしても、若いうちから資産運用をしておくことは全く無駄にならず、確実に老後の備えになります。

全世界株式のインデックスへの投資は、本当にほぼ何も考えることなく資産運用が出来ますので、セミリタイアをするつもりのない方でも、たとえ1000円/月というような少額であっても、とにかく早くから資産運用をしておくことが大切です!

早くから資産運用をしておくことで平均約7%/年で資産が増える可能性が高いです。

僕がインデックス投資を始めたのは2020年の9月からですが、これまで約8ヵ月間で15%以上の利益が出ています!

また投資額・利益額は少ないですが、2019年の11月からやっているidecoは約1年6ヵ月で約20%の利益です!!!

このような自分の経験、今の時点での利益を考えても、早い時期から資産運用をすることはより多くの利益へつながります!

ぜひ一緒にインデックス投資をしていきましょう!!!

今週の金融資産

■銀行預金:約200万円

■ideco:「時価評価額:249,523円」、「評価損益:55,588円」

■つみたてNISA:「時価評価額:305,127円」、「評価損益:38,127円」

■ETF:「時価評価額:4,681,040円」、「評価損益:846,573円」

■個別株投資:「時価評価額:1,049,000円」、「評価損益:-29,976円」

■金融資産の合計額:約828万円 ※過去最高!

次回予告

次回は少し視点を変えて休憩時間の過ごし方をご紹介します!

もちろん自由に過ごしていただいて良いのですが、投資的な考え方をしてしまっているので(笑)、参考程度に読んでみてください!

お楽しみに!!

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