これまでにお伝えしてきたように、僕はあまり器用でもなく、センスがあるタイプの人間でもないので、仕事で悩んだことも多かったです。
でも、だからといって会社でほったらかしにされたり、先輩が何も教えてくれなかったりしたかというと、そうではありません。
先輩も先輩なりに教えてくれましたし、僕自身も先輩のアドバイス通りに仕事を進めてみました。
今回は、そのような教育の中での僕の試行錯誤を記事にまとめてみます!
教育は貴重な「投資」の時間
上記のようにアドバイスや教育をしたりされたりというのは、お互いにとって「投資」の時間と言えます。
お互いの貴重な時間を使いながら、お互いの成果を高め合って会社の利益を増やすためにアドバイスや教育をするのです。
そのため、何とかこの「投資」の時間を無駄にしないようにと努力してきましたが、結局、先輩からのアドバイスだけでは仕事があまり上達することはありませんでした。
なぜ先輩からのアドバイスを活かしきれなかったのか?
今、思い返すと、僕が先輩のアドバイスを活かし切れなかったのには、1つ大きな問題点があったと思っています。
それは先輩のアドバイスから、自分の具体的な行動に落とし込むことが出来なかったことです。
例えば、こんなやり取りがありました。
先輩:「もっとお客さんから情報を引き出して来い!」
僕:「はい!」
(僕はお客さんに会いに行く、もしくは電話をする)
しかし、先輩とたったこれだけのやり取りをしただけで仕事が上手くいくわけがありません。
なぜかというと、先輩からのアドバイスを具体的な行動に落とし込んでないからです。
上の会話の中では「情報」というのは、かなり大きな括りでの言葉です。
・どんな情報が必要なのか?
・納期?スケジュール?予算?事業内容?
・お客さんの状況によっては、必要な情報は変わる?
・変わるとしたら、どのような状況のときに、どんな情報を収集すれば良いのか?
少なくとも今の僕でしたら、上の会話の後で、このような質問を先輩にすることで、次の自分の行動をより具体的にイメージしてみます。
要するに「どんな情報が必要なのか?」が分かれば、「どのような行動をすればいいか」が明確になるのです。
僕はだいぶ後になってこのことに気づきましたので、今ではお客さんの状況によって、どのようなことを聞くのかをXmindにまとめています。
またもちろん、先輩との話だけでなく仕事上でのコミュニケーションでは、曖昧な言葉が出てきたときには、自分の中で具体的なイメージ・行動になるような質問をすることを心がけています。
経験が積みあがってきたら、自分の提案をベースにする
上記の内容は、本当に配属されたばかりで業務に関して何も分かっていないときの内容です。
このような質問をして、先輩からのアドバイスを具体的な行動に落とし込むことを続けていたら、次第にどのような状況の場合にどのような行動を取るのか、どのような質問をお客さんにしてどのような情報収集をするのかのパターンが身についているはずです。
なので、その経験を踏まえて、「この企業はこのような状況で、担当の方は以前このようなことを言っていたので、今回の訪問では、このような点を確認して、そこからこのような案件につなげたいと考えていますが、いかがでしょうか?」などと先輩に質問をすることで、自分の力がついていきました。
このようなことは当たり前のことだと思われていますが、案外できている人は少ない印象ですので、こちらのことが出来るようになるだけでも、先輩や上司から「コイツは仕事ができるな」と思われるはずです。
是非、先輩からのアドバイス・教育を活かして、自分を成長させていきましょう!
今週の金融資産
■銀行預金:約202万円
■ideco:「時価評価額:204,921円」、「評価損益:40,473円」
■つみたてNISA:「時価評価額:218,430円」、「評価損益:18,432円」
■ETF:「時価評価額:3,633,000円」、「評価損益:598,281円」
■個別株投資:「時価評価額:940,400円」、「評価損益:-138,576円」
■金融資産の合計額:約701万円 ※過去最高
次回予告
今回は先輩からのアドバイスについてまとめてみましたが、先輩や上司からのアドバイスというと「もっとちゃんと考えろ!」なんてことを言われたことはないでしょうか?
僕は正直「考える」ということがよく分かっていなかったのですが、とある本と出会ってから、考えることができるようになりました!
なので、次回はその本の紹介と、それを元に考えるということをまとめてみます!