最近、ブログでも日経平均株価などの記事を書いてきましたが、世界的に資金が株式市場に流入してきているようです!
その状況を詳しく確認していきましょう!
FRBの動きと株価
今回ご紹介する記事は『投資マネー、株に回帰 日米で株高』です!
(写真①)
(写真②)
①:米S&P500種株価指数は約1年ぶりの高値をつけたほか、日経平均株価も約33年ぶりに3万3000円台を回復した。
②:S&P500の年初来上昇率(13%)のうち、エヌビディアやアップル、テスラ、マイクロソフトなどハイテク7社による押し上げ分が8割を占める。
③:米連邦準備理事会(FRB)は13日~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でいったん利上げを停止するとみられている。
抜粋①のように、日経平均についてはセミリタログでも取り上げてきましたが、S&P500についても1年ぶりの高値です!
ちなみにS&P500のこれまでの過去最高値は4796.56なので、6月20日時点の4,388.71なので、最高値の91.5%の位置まで上昇してきています。
そして、その上昇に貢献しているのが、ハイテク企業ということですね。
2021年末までの株高でも、株価上昇の大きな要因はハイテク企業でしたが、2022年の下落時にもハイテク企業の影響を大きく受けています。
そのことからもハイテク企業は景気に敏感ということが言えますので、そんなハイテク企業の株価が上昇しているということは、株式市場に資金が流入しているということです!
また、このように株式市場に資金流入した原因としては、抜粋③のようにFRBが利上げを一旦停止したことが大きいです。
こちらの記事のタイミングでは、まだ利上げ停止が想定されていただけですが、実際に利上げ停止が確定したので、これから更に株価上昇していく可能性もありそうです。
1年7ヶ月ぶりの「強気」割合
④:直近の現金比率は5%を超えていた(グラフ)
⑤:米バンク・オブ・アメリカが13日に発表したファンドマネージャー調査によると、世界の運用資産のうち現金で待機している割合は全体の5.1%となり、5月の調査(5.6%)から0.5ポイント下がった。
⑥:米個人投資家協会(AAII)による7日の調査で、株式に強気と答えた割合が1年7ヶ月ぶりの高水準になった。
まず、抜粋④のグラフですが、この現金比率のグラフは普段あまり見ないかと思います。
また抜粋⑤では、この現金比率が5.6%→5.1%になったということですから、現金から投資に向かっていることが分かります。
もちろん、現金が少なくなっただけなので、必ずしも株式市場に流入しているかは分かりませんが、機関投資家がリスクを取りやすい状況になったと判断していることは事実でしょう。
ちなみにこちらのグラフを見ると、5%よりも上までグラフが伸びている期間は短いので、現金比率の平均は5%よりも低いことが想定されます。
なので、これからも機関投資家の資金が株式市場に流入する可能性があります。
また、抜粋⑥のように、機関投資家だけでなく個人投資家も1年7か月ぶりの高水準で強気派が多いようです!
想定より早い株式市場への資金流入
このように、改めて株式市場に資金が流入してきましたが、個人的には、まだまだ株式市場は低迷すると思っていました。
セミリタログの記事では毎週、僕のそのときの金融資産を載せていますが、ETFの評価損益がマイナス100万円を超えることも、よくありました。
それ以上進みそうな気がしていたので、静かにマイナス200万円くらいは覚悟していました(笑)
しかし株価が上昇してきたことで、前回の記事では、マイナス30万円台まで減少していたので嬉しかったです!
このように株価が上昇し始めるタイミングというのは、僕や、恐らくセミリタログの読者の皆さんのように、コツコツと株を買い続けていることが報われる瞬間ですね。
今回の記事で見てきたように、これからも株価が上がっていきそうですので、引き続き株を買い続けて資産を増やしていきましょう!
今週の金融資産
■現金:約105万円
■ideco:「時価評価額:598,704円」、「評価損益:159,044円」
■ETF(2,057(14)):「評価額:10,657,812円」、「評価損益:-608,038円」
■金融資産の合計額:約1230万円
次回予告
次回は、インドという国について考えてみます!
お楽しみに!!