前回の記事では、主人公のバンシルが大富豪のアルカドに会いに行って、第一の教え:収入の10分の1を貯金せよを教えてもらいました。
そして、「半年間教えを守れたら学びの殿堂へ来い」と言われ、実際に半年間教えを守った後に学びの殿堂へ行ったところから、今回の記事を始めていきます!
講義開始!
半年間、教えをしっかり守ってようやく学びの殿堂へ行くことが出来たバンシル。
講義が開始され、最初にアルカドが伝えた言葉が「これから無人島に行く奴隷たちに今日食べる魚を与えてはいけない、魚を釣る方法を教えよ。今、魚を与えたところで、釣り方を知らなければずっと困ることになる。」
これは本当に本質的な言葉で、何もせずに得る利益は長続きしないが、利益を得るためのスキルを身につけたら、いつまでもそのスキルを活かして利益を得ていくことが出来ます。
お金に関しても同じで、ただお金を与えるということでなく、どのようにお金を稼ぐのか、そのスキルを身につけることが出来れば、その人はいつまでもそのスキルを活かしてお金を稼ぐことが出来るようになります。
よく聞くように、宝くじに当たった人が幸せになることが少ないのは、まさにこの言葉の通りの状況です。
宝くじが当たって大金が手に入ることで、上手く使うことさえできれば一生働かなくてもよくなるような状況ですが、「上手く使うためのスキル」がなければ、せっかくの大金はいずれ使い果たしてしまいます。
そのうち、お金を使い果たしてしまう、ということが大きなストレスになってしまうことも考えられます。
基本の教え2つ
このような釣りの話の後に、7つの教えがあることが伝えられ、1つずつ解説が始まります。
第一の教え:収入の10分の1を貯金せよ
第一の教えは、前回の記事でもバンシルがすでに聞いている、収入の10分の1を貯金せよ、という教えでした。
前回の記事でバンシルの友達が言ったように、ここでも「そんなことで本当にお金持ちになるのか?」という疑問が出てきます。
当然アルカドの反応としては、ちゃんと収入の10分の1を貯金しているのか、ちゃんと守っていないからこそ貧しいんだ、ということです。
第二の教え:欲望に優先順位をつけよ
この教えがいきなり出てくると、第一の教えとのつながりが見えづらいですが、この教えて伝えたいのは「10分の1を貯金して、残りの10分の9の中で暮らせ」ということです。
この教えが伝えられた後も、講義を受けている人からの反発があります。
自分で稼いだお金を好きなように使えないのか、一生懸命に仕事をしているのだからお金を使って息抜きをしたい、と。
なぜ様々な人がいるのに皆お金持ちではないのか?
ここからの話も、本当に人の本質を表している、とても面白い部分です。
ここでアルカドが語りかけます、「この中にお金持ちはいるか?」
しかし当然、学びの殿堂に来ている人の中にはお金持ちなんていません。
「不思議ではないか?学びの殿堂に来ている人は、様々な職業・生活環境で、もちろん収入も支出も人それぞれ違う。でも皆一様にお金が足りないと言う。」
確かに不思議ですよね。
皆さんなら、どのように考えますか?
アルカドの答えはこうです。
「人間の欲望には際限がないからだ。多くの人は収入が上がれば支出も上がってしまう。」
これは本当に人間の本質を表しています。
支出は収入の額まで膨れ上がる、というパーキンソンの法則と呼ばれる法則まであります。
それほど多くの人がギリギリまで使ってしまいます。
人によっては自分の収入だけでは足りず、消費者金融に頼ってしまう人も一定数います。
人間はそのような存在だからこそ、アルカドは「だからこそ、収入の10分の9の範囲内で暮らすことが大切。でも全てを諦めるわけではなく、本当に欲しいものに絞って優先順位を決めてお金を使うべき。」
まずは2つの教え、実践しましょう!
第一の教え:収入の10分の1を貯金せよ
第二の教え:欲望に優先順位をつけよ(残りの10分の9で生活する)
当然、僕も含めてですが、まずはこの2つの教えをしっかりと実践していきましょう!
とてもシンプルで、それこそこれまでに何度も聞いたことがあるような教えですが、本当にこのようにシンプルだけれども本質的な内容を実践できるかどうかで人生が変わります。
※人生が変わると信じています
この『バビロン大富豪の教え』を一通り記事にした頃には、このブログを始めて1年以上経つということで、この1年を振り返る記事を書くつもりですが、正直この1年で400万円以上も金融資産が増えるとは思っていませんでした。
これも、出来る限りのお金をひたすら貯金し、インデックスの投資信託につぎ込んできた結果です。
なぜ、これだけつぎ込んできたかというと、やはり自分の人生を変えたいからです。
お金持ちになりたいからです。
この2つの教えは、必ずこれからも実践をし続けていきます!
今週の金融資産
■銀行預金:約200万円
■ideco:「時価評価額:277,044円」、「評価損益:63,451円」
■つみたてNISA:「時価評価額:414,396円」、「評価損益:47,733円」
■ETF:「時価評価額:5,081,310円」、「評価損益:943,800円」
■個別株投資:「時価評価額:1,048,200円」、「評価損益:-30,776円」
■金融資産の合計額:約882万円 ※過去最高
次回予告
次回は第3・第4の教えについて、僕の意見も交えながらお伝えします!
お楽しみに!!