【総資産:1054万円】世界株、15ヶ月ぶり下落率

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さて、今回はタイトルにもしましたが『世界株、15ヶ月ぶり下落率』という記事のご紹介です!

セミリタログを読んでくださっている方は、インデックス投資をされている方が多いかと思いますが、日々株価をチェックされている方は、大きく下落したことを実感されていると思います。

実際、僕自身も給料が入って、普段であればその分の金融資産が増えるのですが、1月に関しては給料が入っても、合計金額としては増えた実感が無かったです(笑)

そのような世界株の様子を、また日経新聞の記事をチェックしながら、今後の展望についても考えてみます!

1週間で4%の下げ

早速ですが、今回の記事はコチラです!

※webページはこちら!

世界株、15カ月ぶり下落率 ハイテク安が波及 - 日本経済新聞
世界の株式相場が調整色を強めている。世界株の値動きを示す指数は17~21日の週に4%下げ、下落率は米大統領選を控えて警戒が高まっていた2020年10月以来、約1年3カ月ぶりの大きさとなった。原油高を背景にインフレ懸念が高まり、各国で金融政策の引き締めが加速するとの見方が強まった。ハイテク株だけでなく、不動産投資信託(R...

(写真1)

まずは、いつものように赤マーカーをつけている箇所を書き出します。

①:世界株の値動きを示す指数は17日~21日の週に4%下げ、下落率は米大統領選を控えて警戒が高まっていた2020年10月以来、約1年3か月ぶりの大きさ

②:ハイテク株だけでなく、不動産投資信託(REIT)、暗号資産(仮想通貨)のビットコインなどにも売りが広がっている

こちらの記事にあるように、下がってきましたね!

久しぶりに下がってきて株価が安くなってきているので、僕はこの2~3週間でちょこちょこETFを買い増しています。

昨年の9月から増やしていた現金を使って、安くなったタイミングで買い増すことが出来ているのでテンションが上がってます!

この2~3週間で20株ほど買い増しているのですが、僕が購入しているMAXIS全世界株式なのですが、直近で購入した最安値が13000円くらいのタイミングでした。

直近の高値が14300円くらいの時期がありましたので、再度このくらいの金額まで値上がりするとしたら、その追加購入した20株で約20000万円くらいの利益が追加されます。

※約1000円の値上がりなので、1000円×20株=20000円という計算です

もちろん、7月に配当金が入るタイミングでは、この追加購入をした20株分の配当金も得られるので、できるだけ安いタイミングで株を買うことはとても重要です!

全世界株式のインデックスは長期的に考えると必ず上昇してきたので、いかに安いタイミングで買い増すことが出来るかということが、長期的に見てパフォーマンスを上げるために大切だと思っています。

もちろん余裕をもって貯金が出来ている方ばかりではないと思いますが、このようなタイミングで少しでも節約をして、少しでも多くの世界株のETFを買っておきましょう!

株価が下がっている原因

さて、次の写真がコチラです!

(写真2)

2ヶ所にマーカーを引いていますが、まずは1つだけご紹介です!

③:新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大で、海上輸送の混乱や製造業での工場稼働停止が再び広がっている

今回のオミクロン型が広まることで、日本でも多くの工場に影響が出ています。

実際に日経新聞でも、トヨタ・スバル・スズキなどの自動車メーカーの工場も、一部停止を余儀なくされています。

このような工場稼働停止や海上輸送の混乱でどのようなことになるかというと、

「工場稼働停止→生産量が減少→買いたい人が買えなくなる→メーカーの売上減少→利益も減少」

という流れで利益が減ってしまうので、直近の利益が見込めず株価が下がる、という減少が起こっています。

もちろん、これまでの記事で書いてきたようにインフレにより、政府が金利を上げて金融引き締めをしようとすることや、最近緊迫しているウクライナの問題なども、株価が下がる原因となっています。

ここで少し原因を挙げましたが、実は原因はそれほど重要ではありません。

それでは何が重要かというと、お金がどこからどこに流れているのかという事実です。

まず、「株価が4%下がっている」というように、株式市場からはお金が流出しているという事実を認識しました。

このようにお金が流出しているということは、短期投資をしている投資家が利益を確定させたり、損切をしたりして、現金を確保する、もしくは他の投資先へ投資するための資金としている可能性が高いです。

では、株式市場から流出したお金が、どこに流れているのかを今から考えてみます。

商品市場へお金が流入している

それでは、上の(写真2)のもう一つのマーカー部を確認します!

④:直近1週間の主要資産の騰落率を見ると原油や銅、金といった国際商品に資金が向かった一方で、ビットコインやハイイールド(高利回り)債などから流出した

ということで、「国際商品」市場にお金が流れているという事実も確認できました!

株式市場のお金が国際商品市場に流れることで、原油価格が上がったり、金の価格が上がったりしているということですね。

その影響で、日本でもガソリン価格が上昇していることは日々のニュースでも実感されている方も多いはずです。

ただでさえ高値圏という印象の原油価格ですが、このようにお金が流入している状況を見ると、これからもしばらくは原油価格も上がり、ガソリン代のニュースも続きそうですね。

このように商品市場にお金が流れ込んでいる状況ですが、そもそもこの商品市場について簡単に特徴を考えてみます!

以前セミリタログでも商品市場についての記事もまとめていますので、コチラの内容を中心にお伝えします。

商品市場は、もちろん投資資金も流れ込みますが、基本的には需要と供給で金額が決まります。

当然、金額が上がれば上がるほど買いたい人も買えなくなりますので、どこまでも金額が上がり続けるということはありません。

上記の記事でもお伝えしたように、これまでの原油価格(WTI原油先物チャート)は、16ドル台~99ドル台という大きな範囲の間を行き来しています。

ちなみに、1月30日現在のWTI原油先物の価格は87.24ドルです。

WTI原油先物チャート|チャート広場

これまでの過去最高が99ドルですので、需要と供給を考慮した場合にどこまで原油価格が上がっていくのかを見ていきたいです。

このように商品市場は、需要と供給の関係性が重要なので、株式市場のようにどこまでも上がり続けることはなく、どこかで必ず価格が下落に変わるタイミングが出てきます。

この商品市場が下落に変わるタイミングで、もし株式市場が比較的安値圏にあれば、再度、株式市場に資金が流入する可能性も高いです。

つまり、今は商品市場に資金が入っていますが、いずれ商品市場からも資金が必ず流出します。

そのタイミングで株価が改めて上昇する可能性が高いと考えていますので、そのタイミングに向けて安いタイミングで株式を着々と購入し続けることが大切です!

このような見通しが十分に考えられますので、決してインデックス投資信託やETFを売ることなく、安いタイミングで株を買えることを楽しんでいきましょう!

今週の金融資産

■銀行預金:約384万円

■ideco:「時価評価額:348,814円」、「評価損益:76,247円」

■つみたてNISA:「時価評価額:595,853円」、「評価損益:62,525円」

■ETF(420(7)株):「時価評価額:5,760,300円」、「評価損益:1,073,955円」

■オリジナル投資:確定利益:6,030円

■金融資産の合計額:約1054万円

次回予告

次回は、この30年間で日本の家計の金融資産がどれくらい上昇したのかということを、アメリカの金融資産と比べながら考えていきます!

お楽しみに!!

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