【総資産:1141万円】自分のために、日本のために、世界のためにインデックス投資をしよう② ~世界中の企業に投資するメリット~

インデックス投資
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前回は、日本も含めた全世界株式のインデックスファンドに投資することで、日本企業にもお金が回り、それが日本企業の投資につながることで日本経済に良い影響が与えられるということをまとめました!

ただ、単純に日本経済に良い影響を与えようと思った場合、「日経平均やTOPIXなどのインデックスに投資をした方が良いのでは?」と思っている人もいると思います。

そこで、今回は全世界株式のインデックスファンドに投資することで、日本が得られるメリットについても考えてみます!

グローバル企業のお金の流れ

皆さんご存じのように日本にも多くのグローバル企業がありますし、日本で暮らしている僕らに身近な外資の企業もあります。

日本で有名なグローバル企業としては、例えばトヨタ自動車がそうです。

トヨタ、2021年のグローバル販売台数1049万5548台に 2年ぶり前年超え
 トヨタ自動車は1月28日、ダイハツ工業、日野自動車を含めたトヨタグループの2021年1年間(2021年1月-12月)の販売、生産、輸出実績を発表。トヨタグループのグローバル販売台数は1049万5548台で前年比110.1%、2年ぶりの前年超えとなった。

こちらの記事の最後には、トヨタ自動車の2021年のグローバル販売台数が表で載っていますが、
■グローバル販売:約961万台
■国内販売:約147万台
■海外販売:約813万台 ※過去最高
という状況です。

もちろん海外で販売された台数の利益は、最終的に日本のトヨタ自動車の利益になります!

これと同じように、外資の企業が日本で販売することで、最終的に外国の企業に利益が渡っているということもよくあります。

例えば、よくCMでも見る「綾鷹」というお茶がありますが、この綾鷹は日本コカ・コーラが販売しています。

もちろん日本コカ・コーラの親会社はアメリカのコカ・コーラですので、僕たちが綾鷹を買ったとすると最終的にはアメリカのコカ・コーラの利益になります。

日本で販売されているにも関わらず、最終的にはアメリカでの利益になってしまうのです。

しかし、もし全世界株式のインデックスファンドに投資していると、そのファンドの中に必ずアメリカのコカ・コーラの株式が入っています。

なので、アメリカのコカ・コーラで計上された利益がインデックスファンドの価格を上昇させたり、もちろん配当金として還元されたりします。

ここで大切なのは、日本以外で販売されたコカ・コーラの利益も株主に還元されるということです!

世界中でコカ・コーラの商品が販売されていますので、イギリスでも、ドイツでも、フランスでも、カナダでも、インドでも、ブラジルでも、どの国で販売された商品の利益も、最終的にはアメリカのコカ・コーラの利益になります。

そして、その利益を一緒に得ることが出来るのがインデックスファンドの株主である僕たちです。

このように日本以外の企業が獲得した利益でも、僕たちのようにインデックスファンドに投資している人が日本で暮らしていれば、世界中の企業が獲得した利益を日本で活用できるようになります!

自分のお金が世界中の企業で使われる

ここまでは日本でのメリットについて書いてきましたが、もちろん全世界株式のインデックスファンドに投資することで日本の企業に自分のお金が回っていくように、世界中の企業にも自分のお金が回っていきます!

世界には、自分が知らない企業がたくさんあります!

僕は毎日、日経新聞に目を通しているので、それなりに有名な企業のことは知っているかもしれませんが、どれだけ勉強をしたとしても世界中の企業のことを知ることは出来ません。

もし個別株の投資をしようとすると、当然、その企業について理解していないと買う判断ができませんし、そもそも日本以外の国の株を買うことは難しいです。

今では比較的アメリカや中国などの株を買えるようになってきていますが、それでも制限がありますし、さらに幅広い国の株を買おうと思うと簡単にはいきません。

改めて新興国に関する日経新聞の記事から、新興国の状況も確認していきますが、インドやアフリカでは人口がまだまだ増えていくので経済規模も拡大していきます。

その拡大の波に乗っていけるのは、その波を狙っている外国の企業ももちろんですが、当然、その新興国の企業も恩恵を受けるはずです。

全世界株式のインデックスファンドに投資することで、僕たちのお金が、このような新興国の企業にも回り、新興国での新たな投資につながります。

そして、経済拡大の波の中で、新興国企業の株価が上がったり、その企業が獲得した利益が僕たちの利益になり、その利益を再投資することで、更に新興国の経済拡大へつなげていくことができます。

ちなみに僕が投資している「MAXIS全世界株式」という銘柄の場合、こちらのサイトから、ファンドが投資している企業のリストをCSV形式でダウンロードが可能です!

ただいまご利用いただくことができません | 投資信託なら三菱UFJアセットマネジメント

確認してみたところ、全世界の約3000社の企業に投資をしていることが分かりました!

この3000社に、僕たちが投資したお金が回って、この企業が投資をすることで更に多くの企業へお金が回り、全世界の経済を動かすための資金になっています!

このように僕たちが全世界株式のインデックスファンドに投資することは、世界経済を回していくことに、とても重要な意味があります!

日本のために、世界のために、そしてもちろん自分のためにも、引き続きインデックス投資を続けていきましょう!

今週の金融資産

■銀行預金:約380万円

■ideco:「時価評価額:397,529円」、「評価損益:95,475円」

■つみたてNISA:「時価評価額:739,317円」、「評価損益:105,991円」

■ETF(450(9)株):「時価評価額:6,482,250円」、「評価損益:1,401,907円」

■オリジナル投資:確定利益:0円

■金融資産の合計額:約1141万円 ※過去最高!

次回予告

次回はちょっと目線を変えて、色々と変化が起こっている今、新興国の現状がどのようになっているのかを確認してみます!

お楽しみに!!

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