【総資産:1056万円】ベーシックインカム②

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皆さん、明けましておめでとうございます!!!

今年もセミリタログをよろしくお願いします!

前回の記事でベーシックインカムを取り上げましたが、今回も引き続きベーシックインカムについて、あっちゃんの動画を参考に考えていることもまとめていきます!

選別の困難

さぁ、またあっちゃんに教えてもらいますが、今回参考にしている動画はコチラです!

前回の記事では、「貧困の罠」という生活保護の問題点を挙げましたが、もう一つ問題になっているのが「選別の困難」という問題です。

そもそも社会保障には「自助→共助→公助」という流れがあります。

そのため、まずは皆、自助をして(自分で働いて)、共助をして(保険金を支払い状況に応じて受け取って)、自分の生活を確立させる必要があります。

しかし、それでも生活が成り立たないと判断された人だけが、公助として生活保護を受けることが出来る仕組みになっています。

それは当然ですよね。

自分で働いて生活が出来ている人も生活保護を受け取れるようになってしまったら、財源がいくらあっても足りませんし、そもそも社会保障の原則である「自助→共助→公助」が守られていないことになってしまいます。

ということは行政で、「この人は生活保護を受けるべきだ」という判断をする必要があるのですが、このように判断されているのは貧困者のうちの2割だと言われています。

つまり、生活保護を受けるべき基準の8割の人は、生活保護というセーフティーネットの網から漏れてしまっている可能性があるのです。

※動画の情報、『「現金給付」の経済学』(井上智洋:著)を参照しています

これまでの社会保障の原則を変える革命

この「選別の困難」という問題は、誰が生活保護を受けるべきかということを判断しなければならないからこそ問題が生まれるので、そもそも判断しなくて良い状況にすることで問題が解決します。

そうです、ベーシックインカムは全国民に無条件で支給されるので、何も判断の必要がないので「選別の困難」という問題は一切無くなります!

実はこのベーシックインカムが革命的で、これまでの社会保障の問題を解決できてしまうのは、社会保障の原則を変えてしまうからです。

前回の記事でもまとめましたし、今回の記事でも出てきましたが社会保障の基本原則は「自助→共助→公助」の順番でした。

しかしベーシックインカムは、全国民に無条件で支給されるので、この順番が「公助→自助→共助」と入れ替わることになります!

これは、これまでの歴史上、実現した国は無いとても革命的なことです!

ただ、どのような制度にもメリット・デメリットがあるように、もちろんベーシックインカムにも問題はあります。

財源などの問題は、別項目としても取り上げますが、「公助→自助→共助」という順番になること自体にも問題が発生する可能性があります。

行政側の視点に立って話をしますが、(極端な話かもしれませんが)「ベーシックインカムを支給しているのだから(公助を先に行っているのだから)、後のことは自分で何とかしてくださいね」という考え方も出来ます。

つまり、ベーシックインカムは社会保障の1つなので、他の社会保障とのバランスということも、今後大きな問題となる可能性があります。

ベーシックインカムの財源

このように全国民にベーシックインカムを支給するとなると、莫大なお金が必要になります。

その財源を考えることも大切ですが、「高所得者への増税+国債」を財源とする案が考えられているようです。

もちろん全国民がベーシックインカムに関連する税金を払うと思いますが、日本では累進課税の制度を採用していますので、結果的に高所得者への増税という側面が強くなります。

具体的には、所得税や資産税を追加徴収することで、高所得者・富裕層への増税を検討されています。

所得税に関しては、以前セミリタログでも取り上げましたので、こちらの過去記事をご覧ください!

また資産税というのは、具体的には固定資産税や相続税・贈与税などがありますが、詳しく知りたい方はこちらのサイトを参考にしてみてください!

「資産税」とは固定資産税や相続税などの総称
日本には『資産税』という税金の種類は存在せず、地方税では主に固定資産税を、国税では相続税などをまとめて資産税と呼称しています。資産税と総称される税金は、資産の保有や取得、そして売却に際し発生する利益に対して課税するものをいいます。

一番の心配

ベーシックインカムを進める上で一番の障壁は、この財源だと思います。

そして、恐らく富裕層への増税はかなり重いものになっていくはずです。

富裕層の反発があるのは当然ですが、そもそも「富裕層になりたい」と思う人が少なくなることが最大の問題点のような気がしています。

富裕層への増税をする以上、富裕層がいないと成り立たないわけですから、富裕層になりたいという人がいないと増税すべき人がいなくなってしまう可能性があるのではないか、と心配をしています。

ベーシックインカムを受給できるようになったら、あまり働かなくても生活が出来るようになるので、働くことのコスパが悪くなってしまいます。

長い時間働いて年収が上がっても、税金の上がり幅が大きくなってしまうので、働いて年収を上げたいと思う人は少なくなってしまう気がします。

少なくとも僕は必死で働いて、年収を上げようとは一切思えていません。

ただし、毎日の負担が少なくても利益が上がっていく、例えば毎日ブログを書き続けることで年収が毎年上がっていく、というような状況になったとしたら、そのとき年収が上がって税金が上がっても気にならないかもしれません。

そんな状況になることは全く想像できませんが(笑)

今週の金融資産

■銀行預金:約392万円

■ideco:「時価評価額:352,995円」、「評価損益:90,257円」

■つみたてNISA:「時価評価額:594,512円」、「評価損益:94,517円」

■ETF:「時価評価額:5,698,000円」、「評価損益:1,280,890円」

■オリジナル投資:確定利益:2,685円

■金融資産の合計額:約1056万円 ※過去最高!

次回予告

年が明けましたので昨年のまとめをしてみます!

お楽しみに!!

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