今回はFXではどのようにしたら儲かるのか、またFXでの値動きというのがどのようなものなのか、をまとめていきます。
どうなれば利益が出るのか?
前回は円高と円安についてまとめてみましたが、実際FXでは円高と円安を繰り返す中で売買をして利益を出します。
まず、FXに限らず投資では「買い」と「売り」がありますが、「買い」の場合は円安になったら利益が出ます。
例えば、1米ドル:100円のときに1000米ドルを買うと10万円が必要です。
※計算を分かりやすくするために手数料などは考えません
そして、円安になり1米ドル:150円となった場合、以前買った1000米ドルは15万円となっています。
このタイミングで売ると、5万円の利益となります。
また、円高になり1米ドル:80円となった場合、以前買った1000米ドルは8万円となっています。
このタイミングで売ると、2万円の損失となります。
「売り」の場合は、上記の逆になります。
売ると表現をしてますが、厳密に言うと「買い」の場合の逆で「1000米ドルで10万円を買う」ということになります。
イメージとしては、アメリカの方が日本に旅行に来た場合に両替をするような感じです。
上の例と同じように1米ドル:100円のときに売った場合、円安になり1米ドル:150円となると5万円の損失、円高になり1米ドル:80円となった場合、2万円の利益となります。
FXでの値動き
上で確認したように、FXで「買い」や「売り」を行い、レートが変動することで利益や損失が出ます。
株式投資では株価が2倍・3倍となることはよくあり、10倍以上に跳ね上がる銘柄もあり、そのような銘柄をテンバガーと呼んだりします。
しかし、FXでは3倍・4倍、ましてや10倍になることなどあり得ません。
2倍程度であれば円高傾向が強い通貨ペアであれば可能性はあるかもしれませんが。
なぜ大きく動きすぎることが無いかというと、例えば米ドルも円も、それぞれの国で通貨として使われているからです。
つまり短期間に大きくレートが動いてしまうと、普段の生活に支障が出てしまいます。
例えば、アメリカから輸入している小麦粉があるとして、例えば1ヶ月でレートが倍になってしまったら、単純に考えると、その小麦粉は1か月後に倍の金額になってしまうはずです。
普段生活していてそのようなことはあり得ませんよね。
※手数料や企業が所持している在庫などは考慮しておりません
また金額が大きくなれば、レートが1円動くだけで大きな影響となります。
例えば、1米ドル:100円で100億円分の自動車をアメリカに輸出している企業があったとすると、1米ドル:101円になると、売上が101億円と1億円も増えます。
逆に1米ドル:99円となると、売上が99億円と1億円も減ってしまいます。
1円の値動きでもこれだけの影響があるので、短期間で激しく動いた場合に企業に与える影響の大きさは想像していただけるかと思います。
このように為替レートの値動きは僕たちの生活に直結するため、あまりにも激しく動いたときには政府が介入することもあります。
そのため、FXの値動きとしてはある一定の幅を上下している状況が多いです。
今週の金融資産額
■銀行預金:約171万円
■ideco:「時価評価額:118,548円」、「評価損益:13,074円」
■株式投資:「時価評価額:698,000円」、「評価損益:-380,978円」
■FX投資:「預託証拠金:1,942,612円」、「有効証拠金:1,693,395円」、「今週の確定利益:0円」
※FX別手法:今週の確定利益:-3325円
■金融資産の合計額:約447万円
今週、通常のFX手法の方はルール通りにやれば利益が出ている状況だったのですが、別手法を作ろうと思って、そちらに注力しすぎてチャンスを失うという事態に・・・。
しかも別手法ではミスもあり3000円以上の損失でした。
このように日々失敗もありますが、このような失敗も含めて試行錯誤している様子もお伝えしていきたいです。
次回予告
前回と今回でFX、つまり外国為替証拠金取引の中の「外国為替」についてまとめてみましたが、次回は「証拠金取引」についてお伝えします!
お楽しみに!!
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